複雑化していた難易度の高い業務を業務移管。ドキュメント化、課題抽出・解決、伴走体制の構築などにより、円満な移管を実現。
お客様: 金融機関
全国各地に拠点を展開し、関連会社も多数抱える金融機関。業種特性上、高いガバナンス体制や内部統制を敷いている。
お客様の当初の悩み
- 特殊性の高い業務を外部へアウトソースすることが決定したが、現状業務が属人化しており、マニュアルもない
- 移管業務は、移管先では経験のない高難易度な業務も含んでいる
- 移管前の状況でも、当該業務には解決すべき課題が多数存在
- 業務の一方的な押し付けではない、円満な移管を双方が望んでいた
打ち手
- 既存業務を体系化して文書化
- アメリス担当者が双方担当部署へのヒアリングを実施し、意見調整の上、ドキュメンテーションを実施
- 課題解決については、ASISを確定後に、段階を踏んでTOBE課題解決へと移行
- 移管後の伴走体制を移管元部署にて検討
- プロセスの構築方法、業務移管にかかる組織の動かし方(リーダーシップ・フォロワーシップ等)についての研修を実施
効果
短期的効果
- 移管前に課題を解決することで、業務がスリム化。業務委託費を削減
- 業務の見える化を元に、作業やコミュニケーションに齟齬がなく、納得感のある移管を実施
- 研修などを通し、文書による正確な意思の伝達が可能となった
- 当初移管に反対していたメンバーも、推進派へ転換し、円満な移管が実現
長期的効果
- 業務移管のノウハウを社内で共有・アセット化
- 自律的に移管計画を実施することで、企画構築をできる人材が複数名育った
- 社内での先駆けとなる業務移管の実施によりチームビルディングを実現
- パートナー企業との協力体制の強化