業務プロセス・マニュアルを整備して属人化を解消。チームでの案件対応を可能にしたことで、ミスが激減し、その後の新規案件獲得力も向上。
お客様: ファンドマネジメント事業
国内インフラ設備の運営事業者。近年、インフラ・ファンドを立上げ、自らファンドマネジメント(アセットマネジメント)事業を展開。
お客様の当初の悩み
- 新たに立ち上げたファンドマネジメントのビジネスにおいて、最初の1、2件が立ち上がった後、3件目に受託した大型案件の「工数の見積りが甘かった」ことで業務量が爆発。
- お客様からクレームが入り、他部門の若手を投入。「何でもやるので指示ください」と若手は意気込むも、トラブル続きで指示を出す余裕がない
- 顧客から説明を求められるも、現場は「説明する余裕がありません」と火の車
- 担当者の頭の中にしかない業務を、説明資料に書き起こす時間もスキルもない
打ち手
- 業務プロセスを書き起こし、各関係者との業務範囲や役割を整理・調整
- 複数の案件でやり方がバラバラだった業務のうち、共通化・定期化が可能な業務を切り出して集約化
効果
短期的効果
- 業務プロセスが整備されたことで、ヘルプ要員が機能するようになった
- 業務の共通化、定期化・スケジュール化等により、新たなオペレーショナル・ミスの発生を抑制
- 定期的な報告の中で、課題やリスクをお客様を含めた関係者間で共有・管理することにより、お客様との関係性が劇的に改善
- 可視化された業務プロセスで、新たに投入した担当者も早期に立上り、自律して業務を遂行
長期的効果
- 業務プロセスが可視化されたことで、以下を社内で共有し、目線の統一が図れるようになった
- 必要な工数の把握
- これまでの案件との違い
- 定期的な業務の統一
- 上記により、新たな案件受注時の収益性検討やリスク管理検討のスピード・質が向上し、案件を獲得しやすくなった