現場が実施可能な内部統制を実現し、会社を強くするための本質的な内部統制基盤を構築
お客様: 不動産デベロッパー
分譲マンション・収益物件事業を中心に、提案・提供・企画・運営までを通じた事業展開を行う一部上場の不動産総合デベロッパー。
お客様の当初の悩み
- J-SOXのために用意した業務記述書と現場で行われている実際の業務が乖離しており、リスクコントロールが実行できていない
- 記載方法が現場目線になっておらず、現場担当者が読んでも意味が通らない
- 過去に作成したJ-SOXに関する内部統制資料はあるが、アップデートや見直しが行われていない
打ち手
- 全社的な内部統制資料のフォーマットを統一し、運用方法や考え方を整理
- 業務プロセスのどこにミスリスクがあるのか把握できるRCM(リスクコントロールマトリクス)を整備
- 現場で行われている実際の業務プロセスを見える化し、業務記述書・フロー図を作成
- それに基づいて現場感のあるRCMへアップデート
効果
短期的効果
- J-SOXと現場で使われる業務記述書・フロー図を一致させることで現場業務と連動した現実的な内部統制を実現
- 内部統制資料のフォーマット統一により、アップデートや更新時の作業量を軽減
長期的効果
- 本PJを担当したメンバーのJ-SOXに関する基礎知識向上・考え方のブラッシュアップを実現
- 自律的に内部統制体制を維持・更新できる人材が育成された
- J-SOX以外の業務においても同様のメソッドを活用し更なる内部統制強化