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メッセージ

「ホワイトカラーの不合理を
放っておけない」が原点

取締役
長久 晶子

日本企業を支える「名もなき事務」に光を

業務効率化やDXの本質とは何でしょうか。多くの会社の担当者と話をしていると、経営層と現場の考えに乖離があるというパターンが多く見受けられます。現場は「忙しい」「人手が足りない」と感じているのに、経営層には「一体何がそんなに大変なのか?」と伝わっていないのです。同様に、「自分の部署ばかり忙しい。このくらい隣の部署がやってくれたらいいのに」といった不満も多く聞かれます。

そこで必要になるのが、業務の可視化です。業務を可視化することは、経営層と現場という会社のタテだけでなく、各部署同士のヨコの理解も深めます。そして、可視化された業務情報の蓄積は、会社の業務改革の歴史であり、その記録は経営や会社の未来へとつながるのです。

バックオフィス部門や事務職の中には属人的に会社を支えている人が多く存在します。最近「名もなき家事」というものが話題ですが、実はオフィスにも「名もなき事務」というものが多く存在し、こぼれ落ちる事務を拾って処理することで会社を支えてくれている人がいるのです。そのような「名もなき事務」を明らかにし、組織として共有・平準化することで、日本企業を支えるすべての人に光を当てたい、ホワイトカラーの不合理を放っておけない、という思いから業務改革支援を続けています。

可視化したプロセスは、
経営やリスクに生かせる「宝箱」に

プロセスの可視化は、具体的にどういうメリットをもたらすのでしょうか。私たちは、経営層による事業の目的や考え、意思を、業務プロセスに落としこみ可視化することで、現場社員にまで浸透させることができると考えています。

例えば日本地図の視点から都道府県、市町村レベルに徐々に落としこんで地図を見ていくように、組織や業務の全体を俯瞰できる「全体マップ」を整備し、提供してきました。マップを整備する一方、個別のプロセスやマニュアルの記載方法を統一することで、会社全体で業務内容を共有することが可能となります。一つの部署の業務プロセスは、他の部署でも応用できるほか、共通業務などを簡略化・統一化することでリソースを捻出でき、経営戦略やリスク管理に生かすこともできるのです。

日本の企業をもっと強く、
楽しく、美しく!

業種に関係なく、どの企業も抱えている組織的な問題の「本質」は似ています。お客様自身でなければわからない細かい業務や深い背景があると同時に、外の専門家から客観的に見たからこそ気づく全体最適のToBe像もあります。アメリスは、可視化という切り口での業務改革支援を10年続けている業務改革のプロフェッショナルとして、両者の視点を併せ持った業務改革こそが企業・組織をより強固なものにすると確信しています。そこに私たちの存在価値とやりがいがあるのです。

「日本の企業をもっと強く、楽しく、美しくしたい」。この思いこそが私たちの原動力です。

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