元陸自幹部・レンジャー教官が
「組織論」で企業を導く
取締役
吞田 好文
元陸自幹部・レンジャー教官が
「組織論」で企業を導く
取締役
吞田 好文
組織というのは何のためにあるのでしょうか。ただ、人の集団という形をつくるだけではうまくいきません。目的あるいは目標を達成するために、どのような組織が一番効率的か、組織が何のためにあり、どのように機能しているかをすべてのメンバーが知っておくことが、よりよい組織の運営には何よりも重要です。
私は自衛隊で37年間、民間の物流企業で17年間を過ごしました。自衛隊では1000人規模の部隊の指揮官やレンジャー部隊の教官等を務め、組織論を体系的かつ実践的に習得した経験があります。組織的活動とは何かをよく理解することが、業務改革・業務効率化への第一歩だと痛感しています。
組織でトップが然るべきリーダーシップを発揮するためには、スタッフのフォロワーシップが何よりも重要になります。こうした自衛隊で学んだリーダーシップ(指揮道)とフォロワーシップ(補佐道)の考え方は、組織に属する全ての人にとって大切な考え方だと思います。
アメリスでは、中間管理職のお悩みに答えるコラム「板ばさみ相談室」において、様々な現場の課題や悩みに向き合ってきました。自衛隊で培った組織運営のノウハウや経験に基づき、目標の設定、組織のつくり方、人材の活用などについて実践的な内容に答えています。会社は人間の集団である以上、問題や悩みの根本にはコミュニケーション(意思疎通)不足や、信頼関係の不足があると考えます。メンバーを統率する強力なリーダーシップと、リーダーを補佐する確かなフォロワーシップが、強い組織の活動には欠かせないのです。
社内においても、目標に向かって努力するための基本的な考え方(アメリス基本方針)をもとに人材育成や社内研修、社員全員との1on1面談を定期的に行っています。自分の役割や任務を分析し、組織の目標に向かって頑張ることが、「仕事が楽しい」という喜びと自己成長、会社の成長へとつながるのです。
こうしたアメリスの経営意思・理念のすばらしさに共感を覚え、国内外の多くの企業へその志を届けたいと願っています。具体的には、企業の経営層向けに「組織的活動のために為すべきこと」、「リーダーシップとフォロワーシップ」、「コミュニケーションと人生の成功哲学」等をテーマにした研修等も実施しています。
アメリスと関わったすべての企業が発展・成長していくような会社にしたいとの思いから、夢は大きく日本中・世界中へ羽ばたく会社づくりを目指しています。