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事例紹介

事例インタビュー

大日本印刷株式会社様

4プロジェクト以降の変化

「もう、迷いは一切ない」

長久私たちアメリスは、文書体系の完成までを見届けたところで、おいとまさせていただきましたが、業務改革からの2年間でどんな変化を実感されましたか。

船戸様

はい、まだまだ業務改革は道半ばとは言え、今の心境を一言で言うと、「もう怖いものはない。『プロセス』を味方につければ、うまくいく」です。まだまだ現場は忙しいし、悩んでいるので、改善は続けていきますが、少なくとも希望と確信に満ちあふれているということです。

竹内様

そうですね。私たち品質保証メンバーに一切の迷いはありませんね。もっと「プロセス」の考え方と実践が浸透していけば、現場の忙しさもどんどん緩和していくはずです。業務要領書が整って、みんなが同じものを見られるようになって、効果を実感できるようになるまで、あともうちょっと、という段階です。

逆の見方をすれば、私たちがこんなスムーズに進めて2年かかったのだから、こういう取り組みをしていない人たちからは2年やそこらじゃ追いつかれないところにいるという実感があります。

「日々の業務が経営とつながっていることを実感できる」

船戸様

当初は、「規程や様式・帳票があるのになんでうまく仕事が回らないんだろう」から、「アメリスとともに『プロセス』を整備すれば、うまく仕事が回りそうだ」という、目先のことしか考えていなかったんです。

でも作っていくうちにもっと本質的なことに気付いたんです。「アメリスピラミッド」の最上段に置かれている「規程」、この文書は単なるドキュメントではなく、「何のためにこの業務が存在するのか」「この業務をどのように組み立てていくか」という指針を定めた、経営の意志そのものなのだと。

つまり社員一人ひとりはこの考え方の骨子をもとに動き、経営に基づいた目的・目標を遂行していくことができる。つまり「プロセス」の本領は、日々の業務が経営とつながっていることを実感できるようになることなんだと。

「ガバナンスを効かせる」というのは、イマイチ抽象的な概念だと感じていましたが、これは「経営の意志」を「アメリスピラミッド」に基づいて、「規程」→「業務要領書」→「マニュアル」→「様式・帳票」と落とし込んでいく作業に他なりません。「見える化」イコール、マネジメントなんですね。

小竹様

私にも、2年前に一度完成してから、より進化し、整ってきている実感がありますね。各部門に根付いていったのはもちろん、経営に近い人たちが、何度も「プロセス」という言葉を使っている様を見聞きするようになりました。

「経営戦略に基づいた案件管理には
「プロセス」が必要不可欠」

竹内様

我々品質保証本部は、今や営業をはじめ、あらゆる部門からアドバイスを求められる、「よろず相談所」になっています。

営業って、どうしても売上数字を狙いがちなので、利益を高めたいならば、そこに意志が必要。そうした「経営の決心」が「プロセス」を通じて業務に落とし込まれた結果、私たちのビジネスが儲かるしくみに変わりつつあります。今思えば、これが改善の本丸に切り込みつつある、ということなんだと。

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