Skip to content(本文へジャンプ)

中間管理職板ばさみ相談室

板挟みの悩み多き中間管理職。あなたの悩みが、みんなのヒントに!?
1000人規模の自衛隊の元指揮官、大企業の顧問を長年経験した組織運営のベテランが、
あなたのお仕事の悩みにお答えします。

NEW

Q16
「出向先の仕事が把握できず、社長の期待が重い」

  • 2023-07-18
  • 製造業 総務部長 Pさん(50代)のお悩み

銀行から製造業の業務管理部門に、出向したばかりです。
出向先のオーナー社長からは「業務管理部門の人材が手薄だから、部下の育成はもちろんお願いしたい。」と言われておりますが、今までやったことのない業務のため、定型業務もわからない状況からのスタートに四苦八苦しています。
部下には優秀な社員がいます。外部からやってきた上司(私)に対して、表向き嫌な顔をするでもなく接してくれています。知らない言葉や仕事の進め方など、年齢の離れた部下に業務のことを質問するのをためらってしまい、思うように仕事の状況を把握できていません。
「前の会社では……」と比較するのは良くないと知っていたのですが、つい口にしてしまうこともあり、内心嫌がられているかもしれません。

今後どのように会社の業務に携わっていけばよいでしょうか。

A16
謙虚さを大切に焦らずチャレンジ

最初に出向の基本的な心構えについてお話します。

  • 出向することについて前向きに捉える
  • 出向することに感謝する(自分の力を必要とされていて、発揮できる)
  • 新しいことを学べる喜びを感じる
  • 本体から離れるということに対するマイナスな考えは捨てたほうが良い

出向者は何でも知っていると期待されることが多いです。
あなたもそのように期待されていらっしゃるようですね。経験豊富な方は、最初から特別扱いされる場合もありますが、勘違いをしてはなりません。当然、業務が分からない状況では、即戦力にはなりにくいです。
その状態では、何より謙虚さが強く求められます。
出向先の仕事のやり方や習慣がありますから、気になることがあってもすぐに指導してはいけません。
「前の会社では……」は、あなたもわかっていらっしゃるようですが禁句です。

出向先の会社の一員になりきり、わからないことを知ったふりをしてごまかさず、謙虚な姿勢で部下に教えてもらいましょう。
そのうえで、長期的視点で物事を考え、すぐに成果を上げようと無理をせず、状況を把握して徐々に持っている実力を発揮していくことです。

不満意識は持っておられないと思いますが、素晴らしい会社に来ることができたと喜んで、人生のひとつの転換期を与えられたと思い、新たな人生勉強も含め学びができることに感謝し、チャレンジしてください。

50代で主要なポストを経験されてきた実力をお持ちだと思います。プライドもお持ちだと思います。
プライドは悪いことではありません。ただ、プライドはプラスにもマイナスにもなりえます。
自分のプライドが人に不快感を与えているのではないかと時々振り返ることが大切です。
あなたはすでに自分で問題がわかっているはずです。

以上のことを心掛けて、仕事をすれば成功します。応援しています!

今回のまとめ

  • 出向先を、前の会社と比較しないこと
  • 謙虚な姿勢で、出向先の社員を尊重しましょう
  • 長期的視点で、出向先の会社をよりよくするために自分ができることを考えましょう
  • 出向先でうまくいくもいかないも人間関係次第です

過去のお悩みはこちら

板ばさみ相談室では皆さまからのお悩みを募集しております。
お問い合わせフォームよりご連絡ください。

回答者: 呑田好文

元陸上自衛隊レンジャー教官。2002年退官(陸将補)
2018年よりアメリス顧問。2024年2月より同取締役。サロン・ド・アメリス講師

基本的に、私はお仕事も遊びも声をかけていただいたら「YES」です。自分を誘ってくださる方への気持ちにはYESで応える一択だと思っています。

  1. HOME
  2. Amelys Journal
  3. 第16回